こんにちわ!プラチナゲームズ開発でNintendo Switchで発売されたベヨネッタ3をプレイしたのでレビューしたいと思います!
本作はベヨネッタシリーズの3作品目でスタイリッシュアクションゲームです。
2017年に初発表されそこから発売までかなり時間がかかった本作
そもそもベヨネッタとはwiki曰くデビルメイクライを手掛けた神谷英樹氏がDMCよりも
「更なる次元に引き上げる」ことを目指して制作したクライマックス・アクションゲームらしいです。
なので設定や世界観、ゲームシステムなどどことなくDMCを彷彿することが多々あります。
セクシーな最強姉ちゃんが主人公なのがベヨネッタ
渋いおっさんが主人公なのがデビルメイクライ
しかしながらどちらもスタイリッシュにかつ爽快に敵をボコボコに殴るアクションゲームという点で共通しています
そんなベヨネッタシリーズもこれで3作品目
俺自身過去作全てプレイ済みで好きなシリーズなので前情報はほぼ入れていませんでしたがプレイするのが楽しみでした。
じゃあクリアした感想としてはどうだったの?と聞かれると
ありきたりな回答で申し訳ないですが、シリーズ最高傑作でした!
ここからその理由を紹介すると共に注意点なども話したいと思います!
爽快感抜群のスタイリッシュアクション

ベヨネッタシリーズの魅力といえばスタイリッシュかつ迫力のある戦闘だと思いますが
今作もそれは健在、と言うよりパワーアップしてます。
基本的には前作までと同じ。
パンチボタン、キックボタン、遠距離攻撃ボタン、ジャンプボタン、そしてスティック操作
これらを組み合わせたり長押ししてためたり様々なコマンド入力から派生するコンボ攻撃を行います。
なーんか難しそうに聞こえますが正直適当に押してるだけでもなんとなく様になるのがこのゲームの凄いところです

そして今作から新たな攻撃手段としてZLボタンで大魔獣を召喚ができるようになりました。
大魔獣の攻撃は予約制で呼び出してから好きな攻撃方法をワンボタンで選択
するとベヨネッタとは別に自立して自動攻撃してくれるという仕様になってます
ワンボタンで簡単に呼び出せるし呼び出すために必要な魔力もすぐ溜まるのでバンバン召喚できます。
攻撃範囲も広く強力だし爽快感もあるから召喚して適当にボタン押してるだけで楽しかった
最初はこんなのチートでバランスブレイカーじゃねえか?と思いましたがそんなことはなく
最終的にはベヨネッタのコンボの一部みたいな位置づけでしたね
ベヨネッタコンボ→大魔獣フィニッシュ的な流れで
決まった時は最高に気持ちいい!

そしてなんといってもベヨネッタの戦闘で忘れてはいけないのがウィッチタイム。
これはシリーズお馴染みのシステムで所謂ジャスト回避。
デビルメイクライと違う点を挙げろ、と言われると真っ先に思い浮かぶのがこのウィッチタイム。
タイミングがシビア(と言っても過去作よりは優しくなってると感じた)で失敗すればダメージを受けると言うデメリットもあるが、成功すると主人公以外の時間がスローモーションになって敵に攻撃をバコバコ叩き込める。
リスクとリターンのバランスが絶妙でイース8などこの手のゲームシステムはかなり好き
さらに本作から新プレイアブルキャラクターが登場!

V系女子ヴィオラ
最初はデザインに嫌悪感があった
ですがゲームをプレイしていくうちに言動やしぐさが可愛らしく見えてきてそしてヴィジュアルもある種振り切ったデザインで好きになりました。
見慣れたってのもあると思いますが、、、
そして戦闘スタイルは通常時刀を使ってコンボをし、大魔獣を召喚した際にはステゴロスタイルに変化します。
ベヨネッタとは少し違った操作感でこれまた楽しい。
ドカドカ大暴れするベヨネッタと違いどちらかと言うとDMC寄りで地に足つけて戦うような感じ。
そしてこのキャラジャスト回避がない代わりにジャストガードでウィッチタイムが発動されます。
個人的にはガードの方が難しかったのでベヨネッタよりクセのあるキャラだと感じました。
とはいえ基本的にはベヨネッタと同じでしたね〜
DMCのダンテ、ネロほどの違いはなかったです。
とはいえ戦闘システムは最高の一言。
武器の種類や魔獣の種類も多種多様でぶっ続けで遊んだけど全く飽きなかったね!
一つ一つのモーションが優雅で適当に操作してても様になって楽しい。
ゲーム初心者でも十分楽しめるはず
大迫力ムービー!演出豪華すぎてもはやご褒美

本作はムービーもわりかし多めです。
とはいえ豪華で演出も凝られてるので見ていて退屈しません。
最近ゼノブレイド3をプレイしましたがあれはムービーの悪い例ですね
長い上につまらないムービーが多発するという一番最悪なパターン
ベヨネッタ3は違うのでご安心を

あとはこれはムービーとはまた違いますがチャプターチャプターごとにラスボスかのようなド派手な演出が入ります笑
ムービー中にかかるBGMが神々しくも勧善懲悪ものアニメの決めシーンのようなものでマッチしています。
本作はメインチャプターが全部で14で構成されていますがチャプター3の時点で大怪獣バトルのイベントバトルが始まった時は序盤からかっ飛ばすな〜笑と感心しました!
他のゲームならラスボス手前にあるようなイベントバトルが序盤で味わえるのは嬉しいものです。
バラエティに富んだ様々なゲームジャンル

本筋はアクションゲームの本作ですが、ストーリーを進めていく上で様々なミニゲーム的要素が多数用意されています!
大迫力のムービーに合ったシューティングゲームやベヨネッタが踊る音ゲーなど
ずっとアクションゲームを遊ぶ…というのは疲れたり飽きたりするかもしれませんが、ミニゲームが挟まることでそれがちょうど良いエッセンスとなります。

またその他にもジャンヌを操作するサイドストーリーが存在します。
(サイドストーリーとはいえ強制プレイですが・・・)
メインのゲームシステムと大きく違い2Dの横スクロールアクションゲームになっています。
ステルス要素が高めで敵に向かって正面突破することもできますが基本的には障害物に身を隠しながら進んでいくようなゲームデザインになっています。
遊んでて思ったのがメタルギアっぽいかな?
とはいえ難易度的にもかなり大味なのでゲーム的な深みはありませんでした。
まあ、ミニゲームで渋い難易度にされてもストレスになるのでこれはこれで良かったのかなと思います。
あとは、隠れたときの反応が色々あって楽しかったですね
(シャワー室に隠れた時などのクスッとくる演出)
このように本作にはバラエティに富んだ色々な遊びが一つのゲームに収録されています!
「早くアクションさせろや!」と言う人もいるかもしれませんが個人的にはちょっとしたお遊び要素は大好きです。
豊富な寄り道要素とミニゲーム

本作はストーリーに沿ってマップを進んでいくリニア式ですがマップ毎に探索要素が点在します。
条件付きの戦闘やアスレチックゲームなどがあり、
クリアすればパワーアップアイテムがもらえるのでついつい寄り道しちゃいがち。
そして個人的に良かったのがその探索要素のちょうど良さ
どのゲームでも探索って大体楽しいですがあまりに広すぎたりすると返って面倒くさくなってもう良いや〜と投げ出しちゃったりするんですよね。
けど本作はちょうど良い広さのマップでちょうど良い難易度のミニゲームが点在していて良いバランスだな〜と思った。
あくまでも寄り道は寄り道でサブとして存在するべきものと思うので。
消えた過去作の遺物「QTE」

ベヨネッタといえばクソみたいなQTEがお馴染みでしたね
不意打ちのように現れてミスれば即死
それに準じてスコアも下がるというストレスしかない要素でしたが…
今作にもなんと登場します!
…ですがご安心を笑
一応あるにはありますがミスしてもスコアがちょっと下がるだけで全く問題なし
迫力あるムービーにプレイヤーがコマンドを入力することによってあたかも自分が倒したかのような錯覚を与えてくれるQTE
理不尽なものでなければよしとしようではありませんか!
悪かったところ・注意点など
クリア時間15時間ほど
この手のゲームとしては普通ですが、他のジャンルのゲームと比較すると短いですよね
何度も遊べるリプレイ性がウリですが純粋なボリュームを求める人は注意です

見てわかると思いますがセクシーな表現が多々含まれます
のでリビングでプレイしにくいゲームですw
平気で半けつになったりほぼ全裸になりますから
あとこれは完全に個人的なイチャモンですがベヨネッタのデザインが好きじゃない
2に戻せこのやろー
戦闘のエフェクトなどがド派手故に画面が見辛いことがあるが、まあご愛嬌か
スイッチなので仕方ないがグラフィックがよろしくない
ムービーの出来が良すぎるので高画質で見たかったなあ
まとめ(個人的総評)

ついに発売されたベヨネッタ3
上がった期待を裏切らない素晴らしいゲームでした!
戦闘システムはお手軽にオレツエーできるし難易度を上げれば手応えのある駆け引きを楽しむことができるのでプレイヤーによって楽しみ方を選択できます。
シリアスとギャグのバランス感のよいストーリーでキャラも濃く印象に残りましたね
様々なゲーム体験の詰め合わせで、
バトル→探索→ムービー→サイドストーリー→以下ループ
やめ時がわからないゲームでした!
アクションゲーム好きならぜひ遊んで欲しい!!
個人的評価
ゲームシステム | 10/10 |
ストーリー(世界観) | 7/10 |
音楽 | 9/10 |
斬新さ | 7/10 |
ボリューム | 5/10 |
合計 | 38/50 |
0~10 クソゲー
11~20 微妙
21~30 凡作
31~40 良作
41~45 名作
46~50 神ゲー
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